Covid 19 Verifiable Credential Issuer備忘録

Nov 3, 2020

今回はCovid 19 Verifiable Credential Issuerのデモを試します。

decentralized-identity/c19-vc.com

github.com

こちらのデモはCHAPI（Credential Handler API）を利用しており、CHAPIのユースケースや利用シーンを想像するのに役立ちます。
なお、CHAPIにおけるRoleおよびその説明は次の通りになります。

まずはREADMEに記載の手順で起動します。

$ git clone https://github.com/decentralized-identity/c19-vc.com.git
$ cd c19-vc.com
$ npm install
$ npm start

起動に成功するとhttp://localhost:3000/にアクセスすることで以下のような画面が表示されます。

まず、Credential Repositoryにアクセスします。
ダイアログが出てくるので [Allow] を押下します。

続いて、先ほどの画面に戻り、[AUTHENTICATE]を押下します。

Walletの選択画面が出るので先ほどアクセスしたCredential Repositoryを選択します。

Credentialの選択画面が表示されるので、適当なものを選択し、[SHARE]を押下します。（この時点でCredentialを保管した覚えがないのですが、選択可能なCredentialが存在しています…）

次に、発行される [Immunoglobulin Detection Test Card] のVerification Methodの選択を要求されます。

いくつか選択できるようなので、適当なものを選択して[RECEIVE]を押下します。

Store Credentialsのダイアログが表示されるため、[Next]を押下します。

Wallet選択のダイアログが表示されるため、これまで同様のCredential Repositoryを選択します。

Credentialを保存するかどうか聞かれます。

ダイアログをスクロールすると[CONFIRM]ボタンがあるので押下します。

正しく動作すると、画面右上にCredentialがWalletに保存された旨のメッセージが表示されます。

再度、Credential RepositoryにアクセスするとImmunoglobulin Detection Test Cardを確認することができます。

なお、再度 http://localhost:3000/ にアクセスすると、提示するCredentialとしてImmunoglobulin Detection Test Cardが追加されていることが確認できます。